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マジック ザ ギャザリングのブログです。 フォーマットはモダンを中心に色々な記事を書いています

《モダン》 墓地対策で使われそうなカードたち

こんにちは。今回はモダンで使用される頻度が比較的高そうな墓地対策カードを紹介してみたいと思います。


(非生物・使いきり置物系)

これらに共通している事は、一度きりの墓地追放のため、あくまで再展開されるまでの時間稼ぎであるという点、目に見えている対策のため、プレイングにより躱されてしまうという点です。

 


《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
利点
・0マナのため展開を阻害しない。
・自分の墓地利用に対して影響を及ぼさない。
欠点
・使いきり
・真髄の針で起動を封じられてしまう

 

 

《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
利点
・アドバンテージを失わない
・置いておくだけで、ほんの少しですが、睨みをきかせる事が出来る。

欠点
・使いきり
・設置と起動に、合計2マナかかる。
・真髄の針で起動を封じられてしまう

 

《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》

利点

・アドバンテージを失わない

・黒いデッキ且つ自分も墓地を利用するデッキの場合は《大祖師の遺産》より有用

欠点

・使いきり

・真髄の針で起動を封じられてしまう

 

(非生物・永続系)

共通している事は、永続性があり強烈な対策になる物が多い反面、設置にマナがかかり展開を阻害してしまう可能性がある事、また置物破壊により対応されてしまう可能性がある事です。

 

《安らかなる眠り/Rest in Peace》
利点
・場にある限り、あらゆる墓地利用デッキを完封する事が出来る。

欠点
・他の墓地対策と比較すると2マナは多少重く、自分の展開を阻害する。
・置物破壊で対応される
・自分も墓地を利用できなくなる

 

《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
利点
・場にある限り、永続的に効果がある
・墓地からのキャスト制限及び、リアニメイトを阻止出来る。

欠点

・墓地のカードに直接触れない
・置物破壊で対応される
・墓地参照や、起動型能力(活用など)、誘発型能力は対策出来ない

 

《地の封印/Ground Seal》
利点
・永続的に効果がある
・アドバンテージを失わない
欠点
・2マナと重い
・効果範囲が見た目以上に狭い

 

《虚空の力線/Leyline of the Void》
利点
・初手にあれば展開を疎外せず、相手も対応出来ない
・墓地対策としては《安らかなる眠り》と同様確実性が強い

欠点
・初手にこなかった場合、4マナと重いカードになってしまう。
・複数枚積む事が前提のため、サイドボードの枠を圧迫してしまう。

 

(非生物・呪文系)

目に見えないため奇襲性が高く、嵌った時のテンポアドバンテージがおいしい一方、対象に制限があったり、キャストに別のコストを要求する事があるため、強さが相手に依存する事があります。


《外科的摘出/Surgical Extraction》
利点
・0マナ且つインスタントのため奇襲を仕掛けられる事。マナが余っている場合はコストを払う事も選択でき、柔軟性がある。
・同名カードを全て追放出来るため、特定のキーカードに頼るデッキに効果が高い。
・相手の手札、デッキを見れる。
欠点
・キーカードを散らしている墓地利用デッキに対しては効果が薄い。

 
《根絶/Extirpate》
利点
・インスタントのため奇襲できる。読まれ辛い。
・対応して行動を取られる事がないので確実性がある。
・同名カードを全て追放出来るため、特定のキーカードに頼る墓地デッキに特に効果が高い。
・相手の手札、デッキを見れる。
・打ち消されない
欠点
・キーカードを散らしている墓地利用デッキに対しては効果が薄い。
・外科的摘出と異なりマナがかかってしまう。黒マナが出るデッキでしか使えない。

 

《貪欲な罠/Ravenous Trap》

利点

・採用率が高くないため、相手に読まれ辛い

欠点

・代替コスト条件を満たせないと弱い

・代替コスト条件の満たしやすさが相手に依存する

 

 ラクドスの魔除け/Rakdos Charm》 ※墓地対策モード

利点

・墓地追放以外にもモードがあり、サイドボードのスロットを節約できる。

・2マナかかるがインスタントなので構えやすく、読まれ辛い。

欠点

・黒赤系のデッキでないと採用出来ない。

 

 

(生物系)

生物のスロット枠に入れられるため、メインデッキから墓地対策が出来ますが、対処のされやすさが欠点です。

 

《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
利点
・生物としてのスペックを満たしつつ、メインから墓地対策が可能
・着地してしまえば、起動は1マナと軽いので隙が少ない

欠点
・クリーチャーのため簡単に対応されてしまう
・墓地のカード複数枚に対応する前提の場合は、マナ効率が悪い。

 
《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》

利点

・クリーチャーとしてのスペックが高い

欠点

・墓地対策としては範囲が狭く、おまけ程度に考えた方が良い

 


《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》

利点

・クリーチャーとしてのスペックが高い

・早めに着地出来れば、クリーチャーを使用する墓地利用デッキ(ドレッジ、リアニメイト)には効果が高い。

欠点

・アブザンカラーのデッキでしか採用できない

・既に墓地に落ちているカードや、墓地のカードの誘発型能力には対応できない

 

《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》

利点

・0マナ且つインスタントなので、スペル並みの奇襲性がある

・腐ってもクリーチャーとして運用出来る

欠点

・追放枚数が2枚なので、対応しきれない場合がある(相手によっては2枚で十分な場合も多い)

・クリーチャーとしては弱いため、あくまでサイドボード専用

 

(その他)

《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
利点
・黒いデッキに限るが、土地カードのスロットを利用して墓地対策が出来る
・各種土地サーチカードと組み合わせる事が出来る
・誘発型能力のため、対策がしづらい

欠点
・確定タップインのため、マナ基盤として弱い
・基本的にソーサリータイミングでしかプレイ出来ず、且つ一度きり。

 

以上!随時追加していきたいです。