《2枚目のティボルト》
その昔、初の2マナプレインズウォーカーとして注目されたカードがありました。
《悪鬼の血脈、ティボルト》
調整されすぎてしまった結果、PWとしては非常に微妙な性能になっています。プラス能力はランダムディスカードのせいで、必要なパーツを墓地に落としてしまい、マイナス能力は奇襲性が無いため威力を最大限発揮出来ず、大マイナス能力まで守り抜く事も困難です。
しかし、使い辛さに惹かれた自分は当時のスタンダードでどうしても使用したくなり、ティボルトを入り赤単で一度、青白コントロール相手に中マイナス能力を2度使用して勝利した事がありました。そのため、ある意味思い入れのあるカードです。
因みに、大マイナスを使って勝利した事はなく、そんな場面も見た事が無いのですが、果たしてそ実在するのでしょうか。。
そんなティボルトですが、遂に灯争大戦で復活を果たしました。
《無頼な扇動者、ティボルト》
あれ、、レアリティが2段階下がって、重くなっているのに、前より明らかに強い・・??
生成するデビルトークンは1マナ相当の性能があり、最大2体出した後は、相手のライフゲインを阻止する存在となります。白を含むコントロール相手に対しては普通に厄介な存在になりそうです。また、バウンスや増殖と組み合わせればトークンを更に出す事が出来るため、以前のティボルトと比較しても断然、他のカードと組み合わせやすくなっています。
弱い、使い辛い事がある意味で個性だったティボルトが、そこそこ実用的な性能になっているのは、なんだか寂しい?笑 ですがもちろん活躍にも期待です。
そして、再びティボルトが作られるような事があれば、今度は軽さの限界を突破して欲しいですね。(1マナPWは既にギデオンがいるので、代替コストで0マナで出せるようにしましょうか)